あざスミ ?あざとくてスミに置けない彼女?

――春。 朗らかな春の日差しを浴びながら、頬には川沿いに特有の清涼な風を感じつつ登校する僕の気分は、天候ほど晴れやかなものではなかった。 その理由は、ひとりのクラスメイト。 男子にも女子にも人気があり、いつもクラスの輪の中心にいる彼女の名前は、麻布真澄(あざぶますみ)。 そんな彼 ‥‥